カーボンオフセット評価プラットフォームSylvera、約37億円のシリーズA資金調達を実施

カーボンオフセット評価プラットフォームを提供するスタートアップのSylveraは、ベンチャーキャピタル投資家のIndex VenturesとInsight Partnersのリードにより、Salesforce Ventures、LocalGlobe、エンジェル投資家の参加を含むシリーズA資金調達ラウンドで、3,260万ドル(約37億円)の調達を発表した。この資金調達により、Sylveraは2020年の創業以来累計3,950万ドルの資金調達を達成した。

Sylveraは、2021年5月にカーボンオフセット評価プラットフォームを立ち上げ、急速に拡大するカーボンオフセットプロジェクト市場に対して、透明かつ信頼性の高い評価を提供することを目指している。

温室効果ガスの放出を相殺するカーボン・オフセット・プロジェクトの需要は、今後数年間で大幅に増加すると予想されているが、カーボンオフセットが急成長する一方で、市場にはプロジェクトを評価するための信頼できる独立した普遍的なベンチマークが不足している。Sylveraは、このような問題に対処するためのソリューションを提供している。

【参照ページ】
(原文)Sylvera Raises $32M in Series A Round to Become Source of Truth in Carbon Markets
(日本語訳)カーボンオフセット評価プラットフォーム「Sylvera」が3,200万ドルの資金調達を実施

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-18

    EC、サステナビリティ報告に「緊急修正措置」 先行企業の負担を軽減

    7月11日、欧州委員会は欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に対する的を絞った「緊急修正措置」…
  2. 複雑化する制度を整理:課題別サステナビリティ情報開示の進め方

    2025-7-17

    複雑化する制度を整理:課題別サステナビリティ情報開示の進め方

    サステナビリティ情報開示の実務の“今”に応じたオリジナル解説記事のご案内 サステナビリティ情…
  3. 2025-7-17

    カリフォルニア州、企業の気候情報開示でFAQを発表 – 報告義務の具体策示す

    7月9日、カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、州内で事業を行う大企業に温室効果ガス(GHG)…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る