Octopus Energy、クリーンエネルギー構築加速のため1,000億円超を調達

Octopus Energy、クリーンエネルギー構築加速のため1,000億円超を調達

12月18日、英国を拠点とするクリーンエネルギー・プロバイダーのOctopus Energyグループは、同社のクリーンエネルギーの成長を加速させることを目的として、既存株主から8億ドル(約1,140億円)の追加投資を受けたと発表した。

2016年に設立された同グループは、現在18カ国で10事業を展開し、700万人以上の顧客にサービスを提供している。新たな投資額は約80億ドル(約1兆円)で、先の2021年の投資ラウンドから60%増加した。

Octopus Energyは、今回の投資は国際的な成長と低炭素技術、特にヒートポンプの拡大を加速させるために使われると述べた。

資金調達ラウンドに参加した投資家には、オーストラリアと日本のエネルギー企業であるオリジン・エナジーと東京ガス、カナダ年金プラン投資委員会(CPPインベストメンツ)、サステナビリティに焦点を当てた投資家であるジェネレーション・インベストメント・マネジメントが含まれる。

【参照ページ】
(原文)$800m investment to accelerate Octopus Energy’s global clean energy growth
(日本語参考訳)Octopus Energy、クリーンエネルギー構築加速のため1,000億円超を調達

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-11-6

    CDPとTNFD、2025年質問票の対応マッピングを公開

    10月22日、CDPとTNFDは、CDP 2025年版企業質問票とTNFD開示推奨項目・指標との対…
  2. 2025-11-6

    ISSB、国際的なサステナビリティ開示の「グローバル・パスポート」構想を発表

    10月30日、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)は、ロンドンで開催された「IFRSサステナ…
  3. TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    2025-11-5

    TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    ※2025年11月4日公開済みの記事にTNFDが発行した「Nature in transition…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る