LSEG、ESG.AIによるESGデータ分析プラットフォームの提供を開始

LSEG、ESG.AIによるESGデータ分析プラットフォームの提供を開始

11月22日、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)とカナダを拠点とするESGデータテック企業ESG.AIは、大手企業、銀行、資産運用会社、コンサルタントを対象とした新しい次世代ESG分析プラットフォームを立ち上げるための新たなパートナーシップを発表した。

新しいパートナーシップにより、LSEGの広範な金融市場データセットとESG.AIのプラットフォームが統合され、ユーザーはリアルタイムのESGデータの取得、分刻みのESGスコアの算出、改善計画に基づくガイダンスの受信、ESGイニシアティブの影響の推定が可能になる。

LSEGの持続可能金融・投資部門グローバル・ソリューション・セールス・ディレクターであるバルナバ・アクス博士は、新プラットフォームを「業界にとって画期的なもの」と呼び、リアルタイムのシナリオ・プランニングと優先順位付けを可能にするだけでなく、「ESGデータのオンボーディングに待望の規模をもたらすものであり、これは業界の次の発展段階にとって極めて重要である」と述べた。

【参照ページ】
(原文)LSEG and ESG.AI unite to revolutionise ESG Analytics
(日本語参考訳)LSEGとESG.AIがESG分析に革命を起こすために提携

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…
  3. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…

ピックアップ記事

  1. サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025-8-22

    サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025年8月8日、金融庁は、「2027年版EDINETタクソノミの開発案」を公表した。これは、I…
  2. 2025-8-19

    PR【対談&ワークショップ】第一生命が語る「ESG開示」と「企業価値向上」

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …
  3. 2025-8-18

    金融庁、EDINET新タクソノミ案公表 27年版ではサステナ情報開示も検討

    8月8日、金融庁は企業の有価証券報告書などで利用される電子開示システム「EDINET」の基盤となる…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る