DSD Renewables、330億円超を調達

クリーンエネルギー・ソリューション・プロバイダーのDSD Renewablesが約337億円を調達

11月14日、クリーンエネルギー・ソリューション・プロバイダーのDSD Renewablesは、ブロードバンド、自動車、メディア企業のCox Enterprisesから2億5000万ドル(約337億円)の戦略的投資を受けたことを発表した。

2012年にGE内にGEソーラーとして設立され、2019年にDSDリニューアブルズとしてリブランディングされたニューヨーク州シェネクタディを拠点とするDSDは、カスタム、大規模な商業、産業、自治体の再生可能エネルギー・プロジェクトの評価・許可から設計、エンジニアリング、設置までのサービスを提供し、カスタム、大規模な商業、産業、自治体のクリーンエネルギー・ソリューションのための「ワンストップ・ショップ」を提供している。2019年以降、DSDは20億ドル(約3,020億円)以上のプロジェクト資金を調達し、全米で600MW以上の太陽光発電と蓄電プロジェクトを開発・展開している。

同社は2019年にBlackRock Real Assetsとパートナーシップを結び、BlackRockがDSDの過半数出資者となった。BlackRockは投資後も過半数の出資者を維持する。

本投資は、Coxにとってこれまでで最大の再生可能エネルギーへの投資であり、同社は、本取引がクリーンテックと再生可能エネルギーへの注力の高まりを反映していると述べている。

【参照ページ】
(原文)DSD Receives $250M Strategic Investment from Cox Enterprises
(日本語参考訳)DSD Renewables、330億円超を調達

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る