Rio TintoとPrysmian、エネルギー転換材料の持続可能なサプライチェーン構築で提携
10月30日、世界的な鉱業・金属企業であるRio Tintoと、エネルギー・通信ケーブルメーカーのPrysmianは、エネルギー転換に向けた送電網の拡大に必要な資材について、より持続可能な北米サプライチェーンの構築を目指す新たなパートナーシップを発表した。
国際エネルギー機関(IEA)が10月初めに発表した報告書によると、2040年までに世界全体で8,000万キロメートルの送電線を増設または交換する必要があり、これは現在の世界全体の送電網にほぼ匹敵する。両社は、この成長が電力プロジェクトで使用される革新的な材料の需要を押し上げると指摘した。
新たなパートナーシップの一環として、両社は、Rio Tintoのカナダ事業所から再生可能な水力発電で製造された低炭素アルミニウムの5年間の供給契約を締結した。
供給契約に加え、Rio TintoとPrysmianは、再生可能エネルギーへの移行に向けた材料需要の増加に対応するため、両社の技術、研究開発能力、技術的専門知識を活用し、マルチマテリアルソリューションを開発する共同開発契約も締結した。
【参照ページ】
(原文)Rio Tinto and Prysmian partner on sustainable supply of materials for the energy transition
(日本語参考訳)Rio TintoとPrysmian、エネルギー転換材料の持続可能なサプライチェーン構築で提携