グリーン・ホームエネルギーの新興企業myenergi、約54億円を調達

グリーン・ホームエネルギーの新興企業myenergiが約54億円を調達

10月11日、スマートホームエネルギー技術の新興企業myenergiは、エネルギー移行に焦点を当てたベンチャーキャピタル投資家エナジー・インパクト・パートナーズ(EIP)から3000万ポンド(約54億円)の資金を確保したと発表した。

2016年に設立された英国を拠点とするmyenergiは、ユーザーがエネルギーの独立性を高め、自家発電した再生可能エネルギーを利用できるようにすることを目的としたスマートホームエネルギー機器を製造している。

同社の製品には、主力製品であるzappi EV充電器があり、グリッドからの電力を使用したり、家庭の太陽光発電や風力発電からEVを充電したりすることができる。その他の製品としては、余剰再生可能エネルギーを家庭用暖房システムに転用する装置、エネルギー監視用ワイヤレスセンサー、スマートホーム・バッテリー・ソリューション、家庭用エネルギーを管理・監視するためのデバイスを接続するコントロールセンターを提供する集中管理アプリなどがある。

myenergiの共同設立者であるリー・サットン氏によると、HSBCから今年初めに確保した3,000万ポンド(約54億円)の負債による資金調達と、過去3年間の年平均成長率125%超に続く今回の投資により、同社は家庭用エネルギー・エコシステムの製品とサービスを拡大し、世界中の消費者に製品を提供できるようになる。

【参照ページ】
(原文)myenergi lands £30m investment from Energy Impact Partners to drive growth and internationalisation
(日本語参考訳)マイエナジーがエナジー・インパクト・パートナーズから3000万ポンドの投資を受け、成長と国際化を推進

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る