ウォルマート、堆肥化可能カトラリー販売開始

ウォルマート、堆肥化可能カトラリー販売開始

9月14日、ウォルマートは、米国で生産される100%商業堆肥化可能なカトラリー・ブランド、グレート・バリュー・コンポスタブル・カトラリーを導入することを発表した。 スプーン、ナイフ、フォークの3種類があり、いずれも24本入りで1.48ドル、48本入りで2.96ドルと、従来のカトラリーに比べて手頃な価格となっている。

本製品は、使い捨てプラスチックに代わる環境に優しい選択肢を提供する。製品もパッケージも紙製で、BPI(生分解性製品協会)の「コンポスタブル」認証を受けている。本製品は産業用コンポスト施設で堆肥化でき、約26週間で分解される。

これらの商品の生産は、カリフォルニア州に本社を置くbeyondGREEN biotechが担当しており、同社は全米少数民族サプライヤー開発協議会(NMSDC)から少数民族所有企業(MNC)の認定を受けている。ウォルマートは今回の調達において、サプライチェーンの多様性の重要性を強調している。

【参照ページ】
(原文)Walmart Launches a New Innovation in Private Brands
(日本語参考訳)ウォルマートがプライベートブランドで新機軸を打ち出す

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る