7月28日、持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は、持続可能な容器・包装に関する「SPHEREフレームワーク」のガイダンスを発表した。
SPHEREとは、「Sustainability in Packaging Holistic Evaluation for Decision-Making」の略。本フレームワークは、「気候変動緩和」「効率の最適化」「サーキュラー性の最適化」「エンド・オブ・ライフの最適化」「有害化学物質の忌避」「生物多様性喪失の最小化」からなる包装の環境アセスメントのための6つの原則に基づき、循環性とサステナビリティの指標を初めて調和させたもの。企業がサステナビリティ戦略に従ってパッケージング・ポートフォリオを改善することを支援し、さまざまな環境影響間のトレードオフのバランスをとる方法を提供する。
【参照ページ】
(原文)The SPHERE framework: An implementation guide
(日本語訳)WBCSD、持続可能なパッケージに関する「SPHEREフレームワーク」 実施ガイドを発表