DOWとTeach For All、東京でSTEM教育への支援を拡大

7月13日、化学大手DOWは、教育支援ネットワーク組織Teach For Allとのパートナーシップ拡大を発表した。本提携により、アルゼンチンのバヒア・ブランカ、日本の東京、ナイジェリアのラゴス、スペインのタラゴナの社会的支援が必要な学校において、科学・技術・工学・数学(STEM)教員の採用、専門能力開発、配置に資金を提供する。

DOWとTeach For Allは2022年にパートナーシップを開始して以来、アルゼンチン、ナイジェリア、スペインで約200人の教師と4,900人以上の生徒に影響を与えてきた。今回のパートナーシップ拡充では、日本の高齢化による教育者不足を理由として、東京でのプログラムが追加された。

Teach For Allは、すべての子どもたちの教育の質を向上させ、子どもたちの学びと成長を阻む障壁を取り除くことを目的とした、独立したパートナー組織と世界的組織からなるネットワークであり、集団的リーダーシップの育成に取り組んでいる。現在、世界6大陸に61のネットワーク・パートナーを有し、13,000人以上の現役教師と94,000人以上の卒業生を擁するまでに成長した。

【参照ページ】
(原文)Dow and Teach For All expand support for STEM education to impact underserved youth
(日本語参考訳)DOWとTeach For All、東京でSTEM教育への支援を拡大

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