12月11日、世界的なオルタナティブ投資運用会社アポロは、クリーンエネルギーや持続可能な産業に焦点を当てたプライベート・エクイティへの投資機会を欧州の富裕層投資家に提供することを目的とした新ファンドのローンチを発表した。
欧州長期投資ファンド(ELTIF)は、投資家がインフラ・プロジェクトなど長期資金を必要とする企業やプロジェクトに投資できるように設計された投資ビークルである。
ACTキャピタルの立ち上げは、アポロが昨年、エネルギー転換と産業の脱炭素化への融資と投資に焦点を当てた持続可能な投資プラットフォームを設立したことに続くもので、同社はクリーンエネルギーと気候変動資本に5年間で500億ドルを投入する目標を設定し、2030年までに1,000億ドル(約14兆円)以上を投入する機会があると考えている。アポロは、自社のファンドが過去5年間でエネルギー転換と持続可能性関連投資に230億ドル(約3兆円)を投資してきたと指摘した。
【参考ページ】
Apollo Global launches energy transition fund for its Europe wealth platform