7月10日、エネルギー・インフラ投資マネジャーのCopenhagen Infrastructure Partners (CIP)は、再生可能エネルギーに特化した5番目の旗艦ファンドであるCI Energy Transition Fund Vのために56億ユーロ(約8,700億円)を調達したと発表した。
本ファンドの主な焦点は、北米、西欧、アジア太平洋地域に位置する低リスクのOECD諸国における大規模な再生可能エネルギー・インフラへのグリーンフィールド投資であり、契約済みの洋上風力発電、エネルギー貯蔵、陸上風力発電、太陽光発電など様々な技術に分散投資する。
現在までに本ファンドは、40以上の再生可能エネルギー・インフラ・プロジェクトに出資しており、そのプロジェクト・パイプラインは、これまでのどのファンドよりも規模が大きい。年間1,500万トンのCO2排出削減のために、推定2,000万kWの新しいクリーンエネルギー容量をグリッドに追加することを目標としているという。
【参照ページ】
(原文)CIP reaches first close on CI V at nearly EUR 6 billion – set to become the world’s largest fund of its kind
(日本語参考訳)CIP、再生可能エネルギー・インフラ・ファンドに8,700億円以上を調達