Legrand、1,000億円超のサステナビリティ・リンク債を発行

5月23日、仏電気設備大手Legrandは、グループのCSRに連動するサステナビリティ・リンク債の第2弾を発行した。総額7億ユーロ(約1,000億円)、満期は6年、利率は3.5%である。

同社のサステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークは、SBTi(Science Based Targets initiative)によって検証された2030年の炭素軌道に対応したことに続き、拡張してジェンダー・ダイバーシティ(特に女性管理職の割合)についての目標や、グループの間接的な温室効果ガス排出量(スコープ3)の大部分を占めるサプライヤーの炭素軌道への取り組みも含むようになった。

【参照ページ】
(原文)LEGRAND ANNOUNCED TODAY A €700 MILLION SUSTAINABILITY-LINKED BOND ISSUE INDEXED ON THE GROUP’S DIVERSITY GOALS AND GHG REDUCTION TARGETS
(日本語参考訳)Legrand、1,000億円超のサステナビリティ・リンク債を発行

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-12-6

    金融庁、「記述情報の開示の好事例集2024(第1弾)」を発表:サステナビリティに関する開示を強化

    11月8日、金融庁は「記述情報の開示の好事例集2024(第1弾)」を公表した。本事例集は、企業がサ…
  2. 2025年に向けたESG投資とインパクト投資の動向予測と戦略

    2024-12-4

    2025年に向けたESG投資とインパクト投資の動向予測と戦略

    2024年は、サステナビリティ分野において大きな変化が見られた年である。米国ではトランプ前大統領が…
  3. 2024-12-4

    EU、強制労働製品の市場禁止規制を採択

    11月19日、欧州理事会は強制労働で生産された製品をEU市場での販売や輸出を禁止する規制を採択した…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る