IBM、クラウドコンピューティングによる排出量追跡ソリューションの提供を開始

IBM、クラウドコンピューティングによる排出量追跡ソリューションを提供開始

5月10日、IBMは、IBM Cloudワークロードに関連する温室効果ガス(GHG)排出量を追跡し、対処することを目的としたダッシュボードベースの新ソリューション「IBM Cloud Carbon Calculator」の提供を開始した。

IBMによると、新ソリューションは、ハイパフォーマンス・コンピューティング、人工知能、機械学習など、データやエネルギーを大量に消費するワークロードの利用拡大と、ESG規制や排出量報告のニーズの高まりとのバランスを取ることを企業が求めていることに由来する。

IAIを活用した新ソリューションにより、ユーザーは月、四半期、年単位を含む経時的な排出量を、場所、クラウドサービス、組織のワークストリームごとに表示・分析できる。本ツールにより、ユーザーはデータのパターン、異常値、異常値を発見し、排出量のホットスポットの特定を可能にし、排出量削減戦略のための洞察を得ることが可能。

IBMは、Cloud Carbon Calculatorは、IBMのEnvizi ESG Suiteにデータを統合する機能により、サステナビリティ報告書のニーズを満たすのにも役立つと述べている。

【参照ページ】
組織がサステナビリティー目標を推進できるよう、IBM Cloud Carbon Calculatorは温室効果ガス排出量への対処を支援

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