SBTi、5月1日から改訂基準適用

SBTi、5月1日から改訂基準適用

4月26日、The Science Based Targets initiative(SBTi)は、提出プロセスについて様々な更新を行うと発表した。これらの更新は、2023年5月1日から実施される。

2023年3月にSBTiの短期およびネット・ゼロの提出フォームの新バージョンがリソースページで公開された。2023年5月1日以降、企業はこれらのフォームを使用し、FLAG(森林、土地、農業)活動に関する追加情報を提出する必要がある。この情報は、企業およびSBTi検証チームが、通常の排出削減目標に加えてFLAG目標が必要であるかどうかを判断するのに役立つ。

FLAG目標の設定が義務付けられている企業は、排出削減目標とともにFLAG目標を提出する必要がある。FLAGターゲット単体での検証は行っていない。FLAGターゲット検証の価格は、他の検証サービスの費用に加え、7,500ドル(約113万円)である。

FLAGスタートガイドは、これらのカテゴリーに該当するかどうか、何を提出すればよいか、費用はいくらかかるかを理解するのに役立つ資料である。FLAG目標は、中小企業(SME)に分類される企業には適用されない。

手数料免除の対象となる企業は、年間総収入が10億ドル(約1,510円)未満であることに加え、国連事務局の経済社会局が定義する発展途上国または経済移行国に本社があることが条件となる。この免除の恩恵を最も受けられる企業に免除を提供するため、経済的に可能であれば、わずかなサービス料を支払うことを推奨している。この免除は、金融機関には提供されない。

【参照ページ】
(原文)Target Submission Updates Effective from May 1st
(日本語参考訳)5月1日から適用されるターゲット提出のアップデート

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-5-29

    CSRDのダブルマテリアリティとは。実践のヒントをガイドラインから考察。

    2024年から適用が開始されたサスティナビリティ情報開示規制のCSRD(Corporate Sus…
  2. 2024-5-21

    CSRD/ESRSの主な開示項目を説明。GRIとの対照表が参考に。

    CSRDは、欧州内ステナビリティ報告を標準化する制度であり、2024年から運用が開始されている。こ…
  3. 2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…

ピックアップ記事

  1. 2024-6-12

    欧州監督機構、グリーンウォッシングに関する最終報告書を発表

    6月4日、ESMA(欧州証券市場監督機構)EBA(欧州銀行機構)・EIOPA(欧州保険・企業年金監…
  2. 2024-6-11

    H&M、SBTiの目標基準におけるカーボンオフセットの使用に懸念を表明

    6月5日、H&Mグループは、SBTi(Science Based Targets init…
  3. 2024-6-10

    アサヒ飲料、自動販売機で回収したCO2を道路材料に活用開始

    5月24日、アサヒ飲料は、前田道路株式会社と共同で、「CO2を食べる自販機(自動販売機の庫内に二酸…
ページ上部へ戻る