Workiva、CDPディスクロージャーをESGレポーティングソリューションに統合

Workiva、CDPディスクロージャーをESGレポーティングソリューションに統合

4月26日、ビジネスデータおよびレポーティングソリューションプロバイダのWorkivaは、CDP環境開示システムをWorkivaビジネスレポーティングプラットフォームに統合し、ESGレポーティングソリューションの一部として、企業がCDPアンケートへの回答を合理化・簡素化することを目的とした動きを発表した。

CDPは、グローバルな環境情報開示システムを運営しており、投資家やその他のステークホルダーは同システムを通じて、気候変動、森林破壊、水の安全保障などの主要な環境サステナビリティにおける組織のパフォーマンスを測定・追跡できる。2022年には、18,700社以上の企業がCDPを通じて環境データを開示し、前年比40%以上増加した。

Workivaは、クラウドベースの報告・コンプライアンスプラットフォーム「Workiva Platform」上で2021年にESG報告ソリューションを発表した。Workivaによると、この統合は、同社のESGデータおよびプログラム管理ハブであるESG Programと、ユーザーが報告フレームワークを閲覧して関連する開示を特定できるように設計されたツールであるESG Explorerを活用して、CDPアンケートへの回答にかかる時間と複雑なプロセスを簡略化することを目的としている。

【参照ページ】
(原文)Workiva Strengthens its Business Reporting Platform by Integrating with CDP to Advance Customers’ ESG Programs
(日本語参考訳)Workiva、CDPとの統合によりビジネスレポーティングプラットフォームを強化し、顧客のESGプログラムを推進

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-11-6

    CDPとTNFD、2025年質問票の対応マッピングを公開

    10月22日、CDPとTNFDは、CDP 2025年版企業質問票とTNFD開示推奨項目・指標との対…
  2. 2025-11-6

    ISSB、国際的なサステナビリティ開示の「グローバル・パスポート」構想を発表

    10月30日、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)は、ロンドンで開催された「IFRSサステナ…
  3. TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    2025-11-5

    TNFD・自然移行計画の5つの構成要素と先行事例/実践例の紹介

    ※2025年11月4日公開済みの記事にTNFDが発行した「Nature in transition…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る