Berry Global、循環型プラスチックの目標を2030年までに30%に引き上げ

Berry Global、循環型プラスチックの目標を2030年までに30%に引き上げ

11月18日、プラスチックパッケージ製品の製造・販売会社であるBerry Globalは、2025年までに消費者リサイクル(PCR)樹脂を10%使用するという従来の目標を上回り、2030年までに消費者向けパッケージ全体で再生樹脂や再生可能樹脂を含む30%の循環型プラスチックを使用するという新たな目標を発表した。

新しい目標は、天然資源に複数の寿命を与え、再生可能な資源から作られたバイオベースの製品の使用を増やすことを目的としている。再生プラスチックは、他の包装材と比較して、エネルギー使用量が少なく、廃棄物の削減にもつながる。さらに、再生可能な資源から作られた製品を使用することで、パッケージングソリューションのカーボンフットプリントをさらに削減することができる。

Berry Globalは、2030年の目標達成に向けて、自社の知識とグローバルな展開を活用し、再生樹脂や再生可能な樹脂などの革新的な素材への早期アクセスを可能にし、グローバルな製造能力を、進化する再生材含有率の法律に合わせて調整し、大手ブランドと協力して、持続可能なパッケージングの進展を目指すとしている。

【参照ページ】
(原文)Berry Announces Goal for 30% Circular Plastics by 2030, With Long-Term Vision to Decouple from Fossil Fuels
(日本語訳)Berry Global、循環型プラスチックの目標を2030年までに30%に引き上げ

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る