アマゾン、南アフリカで世界最大級の自然由来炭素除去事業に投資 1,100万人規模の雇用創出へ

6月30日、米アマゾンは、南アフリカ東ケープ州における世界最大級の自然由来炭素除去プロジェクトへの投資を発表した。同社は同プロジェクトから195万トンの高品質な炭素除去クレジットを購入する契約を締結し、50,000ヘクタール超の劣化土地の生態系回復を支援する。

プロジェクトでは、現地固有の多肉植物「スペックブーム(Spekboom)」を活用し、2028年末までに1億8,000万本を植栽する計画だ。スペックブームは高い炭素吸収能力を持つほか、土壌の水分保持や土壌改良を促進し、在来の植物や野生動物の生息環境回復にも寄与する。対象地域では現在、165種の動植物が確認されており、その一部は保全上の懸念種に指定されている。

アマゾンの支援により、2030年までに南アフリカでも特に経済的に厳しい地域の一つで約11,000人の雇用創出が見込まれている。また、賃金支払い、調達、土地所有者への支払い、地域投資などを通じて、地域経済に5億ドル超の経済価値をもたらす見通しだ。

同プロジェクトは生態系修復企業Imperativeが開発・運営しており、第1フェーズとして2024年4月から10,000ヘクタールで3,000万本の植栽を進めている。国連はスペックブームによる生態系回復を「World Restoration Flagship」に認定している。また、炭素クレジット評価機関BeZero Carbonからは、森林再生・植生回復プロジェクトとして世界最高水準の一つとなる「AA.pre」評価を取得している。

原文:Amazon invests in one of the world’s largest carbon removal projects, creating 11,000 jobs and restoring nature

日本語参考訳: アマゾンは世界最大規模の二酸化炭素除去プロジェクトに投資し、1万1000人の雇用を創出し、自然環境の回復に貢献する。


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