ESMA、EUタクソノミー開示の簡素化を協議 報告負担軽減へ

7月1日、EUの金融市場規制・監督当局である欧州証券市場監督機構(ESMA)は、タクソノミー開示委任法に基づく一部KPIについて、欧州委員会に提出する技術的助言案の協議を開始した。焦点は、開示の有用性を維持しつつ、市場参加者の報告負担を軽減することにある。
今回の協議は、欧州委員会の「オムニバス」パッケージに基づく簡素化の流れを踏まえたものだ。ESMAは、投資家にとっての情報の関連性を保ちながら、タクソノミー報告枠組みを見直すことを目指している。
ESMAは、非金融企業および資産運用会社を対象に、複数の簡素化案を提示した。特に、複雑さや報告負担への懸念が指摘されている営業費用KPI(OpEX)について見直しを提案している。また、非金融事業と金融事業を併せ持つ混合グループのグループレベル報告について、親会社の報告モデルに基づく実務的な対応案への意見も求めている。
協議期間は6週間で、8月12日まで。ESMAは7月22日に公聴会を開き、提案内容を説明し、関係者と意見交換を行う。最終的な技術的助言は、欧州委員会の要請に基づき、10月末までに提出される予定だ。
原文:ESMA consults on simplifying EU Taxonomy disclosure framework
日本語参考訳:欧州証券市場監督機構(ESMA)がEUタクソノミー開示枠組みの簡素化について協議
🔓会員登録で実務解説・実践ガイド
ESG Journalでは、実務に役立つポイントや実践ガイド(テンプレート)を紹介しています!欧州・米国の最新基準に対応するための実務ポイントを、具体的なアクションレベルで整理しています。
🌍海外開示制度・基準への対応に関連する実務解説はこちら>>>
すでに登録済みの方はログイン




