QontigoとSDI AOP、投資家がポートフォリオとSDGsの整合性を評価するためのダッシュボードを提供開始
4月3日、リスク、分析、インデックスソリューションプロバイダーのQontigoと資産運用連合のSustainable Development Investments Asset Owner Platform(SDI AOP)は、投資家が投資ポートフォリオをアップロードして国連の持続可能な開発目標(SDG)関連のパラメータで分析できる新しいツール「SDI Dashboard」を発表した。
SDI AOPは、年金資産運用会社のAPG、AustralianSuper、British Columbia Investment Management Corporation(BCI)、PGGMによって2020年に開始され、投資家が、貧困と飢餓の撲滅、教育の向上、環境保護などの目標を掲げ、地球保護と生活の質の向上を目的として、持続可能な開発のための2030アジェンダの一部として採択されている17種類の目標、SDGsに対する企業の貢献度を評価することを目的に設立された。
SDI AOPのデータユニバースには9,000社以上の企業が含まれており、SDGsに対する製品・サービス関連の収益貢献度に応じて分類されている。
新しいツールには、SDIモニタリングやクライアントレポートのためのポートフォリオ概要、SDIステータス別の内訳、収益貢献のプラスとマイナスの評価、さらにクライアントベンチマークとの比較によるSDI分析、SDIのプラスとマイナスの保有銘柄の特定といったリサーチやポートフォリオ管理など、さまざまな使用ケースにおけるダッシュボードを備えている。
【参照ページ】
(原文)New sustainability tool from SDI AOP allows users to analyze their investment portfolios
(日本語訳)SDI AOPの新しいサステナビリティツールにより、投資ポートフォリオを分析することができます。