7月15日、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)と世界経済フォーラム(WEF)が招集した「自然気候ソリューション・アライアンス」は、「企業のための自然気候ソリューション」を発表した。
自然気候ソリューション(NCS)とは、土地や沿岸の生態系(森林、湿地、草原、農地など)を保全、回復、管理改善することで、炭素貯蔵量を増加させ、温室効果ガスの排出を回避する活動のことを指す。
この報告書では、NCSを、気候危機への対応において自然が果たす重要な役割を認識した強固な企業の気候戦略の一環として位置づけ、高品質なNCSクレジットへの投資方法について、明確かつ実践的なガイダンスを提供している。