KPMGとWorkiva、ESGレポートソリューションとサービスの提供で提携

KPMGとWorkiva、ESGレポートソリューションとサービスの提供で提携

2月8日、世界的な専門サービス企業である KPMG とビジネスデータ・報告ソリューションプロバイダーのWorkiva は、ESG データ・報告ソリューションおよびサービスの提供に焦点を当てた提携の拡大を発表した。

両社によると、今回の提携強化は、世界のサステナビリティ報告要件が進化し続け、企業が完全かつ正確で一貫性のあるデータに基づく「投資家レベル」のESG開示を行うことが期待されるようになったことを受けたものである。

KPMGは、今回の提携により、Workivaのプラットフォームを活用し、簡素化・自動化されたESG開示を提供するとともに、監査可能性をサポートし、クライアントが付加価値の高い機会にフォーカスできるよう支援する。

今回の協業は、KPMGが2021年に開始した、ESG課題に対するグローバルなソリューションの加速と、クライアント自身のサステナビリティへの取り組みの支援を目的とした複数年プログラム(組織とクライアントソリューションにESGをさらに組み込むための取り組みに約1,984億円以上を投資する計画など)を受けたものである。

Workivaは、顧客がプロセスの合理化、データとチームの接続、一貫性の確保を可能にするクラウドベースの報告・コンプライアンスプラットフォーム「Workiva Platform」上で2021年にESG報告ソリューションを開始した。

【参照ページ】
(原文)KPMG and Workiva Expand Alliance to Assist Companies in Unlocking ESG Value
(日本語参考訳)KPMGとWorkiva、企業のESG価値発掘を支援するアライアンスを拡大

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る