ニューヨーク、2030年までにUberとLyftに排出ガスゼロ車両を義務付け

ニューヨーク、2030年までにUberとLyftに排出ガスゼロの車両を義務付け

1月30日、ニューヨーク市のEric Adams市長の発表によると、ハイヤーサービスを提供するUberとLyftは、2030年までにニューヨーク市内でゼロエミッション車両を保有することが義務づけられる。

2023年の「市政報告」によると、市は両社と協力して、ドライバーに経済的負担をかけることなく、10万台以上ある車両を変革する取り組みを進めるという。

UberとLyftは近年、保有車両をEVやゼロエミッション車に移行することを公約している。Uberは2020年に、2040年までにゼロエミッションのモビリティプラットフォームになるという目標を打ち出し、2030年までに米国、カナダ、ヨーロッパの都市で乗車率を100%EVにするという目標を掲げている。

Lyftも2030年までに全車両をEVに移行することを約束しており、最近、急速充電器の割引や家庭用充電器の割引料金など、ドライバーがEVに切り替えられるよう支援する一連のイニシアティブを開始した。

Adams市長は演説の中で、ハイヤー車両をゼロエミッションに移行させるという約束に加え、市は今年、サステナビリティの課題を拡大し、新たに「気候予算編成プロセス」を開始する予定であると述べた。

【参照ページ】
(参考記事)Uber and Lyft Must Be 100% Electric in NYC by 2030

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る