WBCSD、「nature-positive」に向けた企業向けロードマップ作成へ

WBCSD

サステナブルの分野では、自然に良い影響をもたらす「nature-positive(ネイチャー・ポジティブ)」という単語が頻繁に使用されるようになっている。

WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議 )は7月、長年にわたって主要な出版物に掲載されてきた”nature-positive”の重要なコンセプトを分解し、企業が”nature-positive”の構成要素を容易かつシンプルに理解できるよう、明確なステップに変換することを目的とした対話を2回行ったと発表した。この対話ではさまざまな分野、セクター、バリューチェーンを代表する60の利害関係者が招集されており、多様な見解と経験が共有され、”nature-positive”を構成する要素の共通の理解を生み出すとしている。

8月の第3回の対話では、内容を整理し、重要な要素を絞り込む。最終的には”nature-positive”に向けたステップとロードマップが作成される。

【参照ページ】Advancing business understanding of “nature positive”

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る