サステナブルの分野では、自然に良い影響をもたらす「nature-positive(ネイチャー・ポジティブ)」という単語が頻繁に使用されるようになっている。
WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議 )は7月、長年にわたって主要な出版物に掲載されてきた”nature-positive”の重要なコンセプトを分解し、企業が”nature-positive”の構成要素を容易かつシンプルに理解できるよう、明確なステップに変換することを目的とした対話を2回行ったと発表した。この対話ではさまざまな分野、セクター、バリューチェーンを代表する60の利害関係者が招集されており、多様な見解と経験が共有され、”nature-positive”を構成する要素の共通の理解を生み出すとしている。
8月の第3回の対話では、内容を整理し、重要な要素を絞り込む。最終的には”nature-positive”に向けたステップとロードマップが作成される。
【参照ページ】Advancing business understanding of “nature positive”