1月11日、インデックス開発会社のSolactiveは、ESGリサーチ、スチュワードシップサポート、委任状投票の代理店であるMinerva Analyticsの買収を発表した。
英国に本拠を置くMinervaは、一貫した投票方針を実施するための投票モジュール、ガバナンス参考データ、カスタム投票ガイドライン、サステナビリティガバナンスソリューション、さらに学者、規制当局、発行体、アドバイザー向けのデータやソリューションなど、資産家および運用会社にESGとスチュワードシップに焦点を当てた幅広いサービスを提供している。
Solactiveによると、インデックス型およびシステム型資産運用会社はいずれも、投資家から投資先企業への積極的な議決権行使と関与の圧力が高まっているため、今回の買収に踏み切ったとのことである。同社によると、今回の買収により、両社を合わせた500社以上のグローバルな顧客基盤に対して、委任状投票やスチュワードシップ監督サービスのほか、ESGインデックス、ベンチマーク、調査、データなどを提供することが可能になるという。
買収後も、両社は独立して事業を継続し、データサイエンスとテクノロジーに関して独立した立場で提携する。
【参照ページ】
(原文)Solactive Acquires Minerva Analytics, the ESG Research, Stewardship Support and Proxy Voting Agency, Further Enhancing its Leading Position in Sustainable Finance
(日本語参考訳)Solactive、Minervaを買収