12月16日、自動車・産業機器サプライヤーSchaefflerは、仏水素製造会社Lhyfeと、グリーン水素の製造および購入に関する意向確認書(LOI)に調印した。
Lhyfeは、モビリティおよび産業用アプリケーション向けのグリーン水素を製造・供給している。同社は、ドイツのヘルツォーゲンアウラッハにあるSchaefflerの敷地内に、最大15MWの電解プラントを建設し、運営する予定である。2025年以降、本プラントは、同工場やその他の地域の顧客に、毎日約3.7トンのグリーン水素を供給するという。
Schaefflerは、この再生可能エネルギーへの転換と、電解プラントからの廃熱をヘルツォーゲンアウラッハの熱供給源として利用することで、CO2排出量の大幅な削減が期待できると考えている。さらに、高効率の電解プラントは、Schaefflerの他の拠点だけでなく、自治体や水素充填ステーションなど、より広い地域の潜在的な顧客にもグリーン水素を供給する予定である。グリーン水素の購入に加え、Schaefflerの電気分解スタックの利用を促進するための技術提携も、本契約の一部となっている。
【参照ページ】
(原文)Schaeffler concludes partnership with hydrogen producer Lhyfe
(日本語参考訳)Schaeffler、Lhyfeと水素製造プラント建設で提携