MassMutual、再エネ開発会社Low Carbonに700億円超を投資

 

7月25日、相互生命保険会社MassMutualは、再生可能エネルギー開発会社Low Carbonに最大4億ポンド(約730億円)を出資し、英国、欧州、米国の大規模再生可能エネルギー・プロジェクトに投資することを発表した。

本発表は、2021年11月に開始した両社の戦略的パートナーシップに基づくものである。太陽光、蓄電、陸上・洋上風力、廃棄物発電などの技術を含む国際的なプロジェクトを通じて、2030年までに20GWの再生可能エネルギー容量を達成することを目標に、大規模な世界的再生可能エネルギーIPP(独立系発電事業者)を開発することを目的としている。

両社によると、本コミットメントにより、Low Carbonは2025年までのプロジェクトパイプラインの流動性を確保し、コア能力を大幅に拡大する。2023年初め、Low Carbonは国際銀行グループと3億1,000万ポンド(約570億円)の融資枠を確保し、英国とオランダでのPVプロジェクト建設を可能にしたと発表した。

【参照ページ】
(原文)Low Carbon secures landmark investment from MassMutual to drive renewables growth
(日本語参考訳)MassMutual、再生可能エネルギー開発会社Low Carbonに5億ドル超を投資

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る