Stellantis、大規模な再生可能エネルギー契約で北米のCO2排出量50%削減
12月12日、クライスラー、ダッジ、ジープ、シトロエンの親会社であるStellantisとデトロイトに拠点を置くエネルギー供給会社DTE Energyは、ミシガン州に400メガワットの新しい太陽光発電プロジェクトを追加する契約を発表した。
本契約は、米国の電力会社による再生可能エネルギーの購入としては過去2番目の規模であり、同州の太陽光発電設備が大幅に増強される。
新しい契約により、 StellantisはDTEの自主的な再生可能エネルギープログラム「MIGreenPower」を通じてクリーンエネルギーを購入することになる。
Stellantisは、MIGreenPowerプログラムへの参加により、2026年までにミシガン州南東部の70拠点で使用する電力の100%を太陽光発電で賄い、同社の北米における二酸化炭素排出量を50%、製造施設全体で30%削減するできると発表している。
400メガワットのソーラープロジェクトが追加されることで、年間67万トン以上の二酸化炭素排出を回避できる。 Stellantisは最近、戦略的計画「Dare Forward 2030」の一環として、2038年までに全世界でネット・ゼロを達成するという目標を発表しており、まずは10年後までにCO2排出量を半分に削減することを目指している。
DTEのMIGreenPowerプログラムは、800以上の企業が登録し、75,000世帯の顧客が登録している全米最大規模の再生可能エネルギー自主利用プログラムである。
【参照ページ】
(原文)Stellantis Partners With DTE Energy to Add 400 Megawatts of New Solar Projects in Michigan Through DTE’s MIGreenPower Program
(日本語参考訳)Stellantis、大規模な再生可能エネルギー契約で北米のCO2排出量50%削減