11月24日、自動車メーカーのルノー・グループは、フランス国内の工場の脱炭素化を加速させるため、エネルギー供給会社Voltaliaと新たな戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
ルノーは、本パートナーシップは、ルノーのグローバルな気候変動対策における「新たなステップ」であり、フランス北部のドゥエ、モブージュ、ルイツの製造工場からなるエレクトリシティ・クラスターの工場において、2025年にネット・ゼロ・カーボンを、2030年にヨーロッパ、2050年に世界で達成できるようになると述べている。
本契約は、フランスにおける生産活動の電力消費の最大50%をカバーすることになる。
ENGIEとの契約では、欧州初の深層地熱発電プロジェクトを開発し、2025年までにドゥエ工場で必要なガスの70%を代替する予定である。さらに、Dalkiaとの新たな15年間のパートナーシップにより、バイオマスボイラーを導入し、モーブー工場で消費されるガスの65%を代替する予定である。
【参照ページ】
(原文)Renault Group is accelerating the decarbonisation plan for its plants in France and innovating with new partners: Voltalia, ENGIE, and Dalkia.
(日本語訳)ルノー、フランスで過去最大規模のグリーン電力供給契約を締結