Microsoft、新しい風力・太陽光発電契約を締結

Microsoftの新しい風力・太陽光発電契約は、アイルランドの再生可能エネルギー目標の約30%に貢献

11月24日、Microsoftは、アイルランドで900メガワット以上の陸上風力発電および太陽光発電に関する一連の再生可能エネルギー契約を締結したことを発表した。

同社によると、今回の大規模な契約は、Microsoftの持続可能性に関するコミットメントの達成に貢献するだけでなく、2030年までに電力需要の15%を再生可能エネルギーの企業間電力購入契約(CPPA)で供給するというアイルランドの目標の約30%に貢献するという。

同社は、パートナーであるStatkfraft、Energia Group 、Power Capital Renewable Energyとの複数年のCPPAにより、アイルランドの電力網にクリーンエネルギー容量を追加する取り組みを強化することができる、と述べている。

Microsoftの新規契約には、アイルランド全土で陸上風力発電および太陽光発電プロジェクトを開発するためのStatkraft、Energia Group 、Power Capital Renewable Energyとの複数年CPPAが含まれている。

Microsoftは昨年、クリーンエネルギーの利用を拡大する一連の新目標を発表した。これには、2025年までに自社の建物とデータセンターで100%再生可能エネルギーを使用するという事前の公約に加えて、電力消費の100%、100%の時間をゼロカーボンエネルギー源からの購入でまかなうという同社の「100/100/0」ビジョンも含まれている。

Microsoftは、2025年までにデータセンターの電力負荷の100%を再生可能エネルギーでまかなうという予測を発表している。

【参照ページ】
(原文)Microsoft to Buy 900 MW Renewable Power for its Ireland Data Centers
(日本語訳)マイクロソフト、アイルランドのデータセンター用に900MWの再生可能エネルギー発電を購入

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る