10月31日、Net-Zero Insurance Alliance(NZIA)は目標設定プロトコルのバージョン1.0のパブリックコンサルテーションを開始した。
NZIAは、本プロトコルを再保険引受ポートフォリオにおける初の試みと位置づけている。同プロトコルは、目標設定と報告に対するNZIAの推奨するアプローチの概要と、将来どのように進化していくかを示している。
この発表によれば、公開コンサルテーションは、保険業界や主要なステークホルダーがこのプロトコル第1.0版に対してフィードバックを提供する機会であるとしている。
NZIAターゲット・セッティング・プロトコルの最終バージョン1.0は、2023年1月に開始される予定だ。NZIAの既存会員は、その後、2023年7月までに初期目標を設定し、開示することになる、とNZIAは付け加えている。
さらに、NZIAによれば、プロトコルは、保険ポートフォリオに関連する温室効果ガス排出量(「保険関連排出量」)を測定する世界初の会計基準の立ち上げを踏まえたものである。
【参照ページ】
(原文)Net-Zero Insurance Alliance Launches Public Consultation on Version 1.0 of the Alliance’s Target-Setting Protocol
(日本語訳)ネットゼロ保険アライアンス「目標設定プロトコル第1.0版」の公開コンサルティングを開始