Roche、科学的根拠に基づく気候変動対策の目標達成をコミット

Roche、科学的根拠に基づく気候変動対策の目標達成をコミット

11月17日、スイスの製薬・バイオテクノロジー企業であるRocheは、気候変動に関する目標を拡大し、バリューチェーン全体でネット・ゼロエミッションを達成するために、Science Based Targets initiative(SBTi)とSustainable Markets Initiative(SMI)にコミットすることを発表した。

SBTiは、気候変動への対応と抑制という世界的な目標と、企業の環境持続可能性行動との整合性に焦点を当てた重要な組織の一つである。昨年、同団体は「ネット・ゼロ・スタンダード」を立ち上げ、ネット・ゼロ・エミッション達成に向けた企業の取り組みを評価・認証するための厳格な基準を設定した。SBTiはまた、承認された気候変動目標の基準を厳しくし、気候変動の最悪の影響を回避するために必要な、1.5℃温暖化の野心に沿った目標のみを受け入れると発表した。

Rocheは、SBTiへのコミットメントにより、同社の排出削減戦略をスコープ3の排出、つまり上流と下流のバリューチェーンで発生する排出にまで拡大すると述べている。

SMIは、2020年にチャールズ3世(当時はプリンス・オブ・ウェールズ)によって設立され、経済価値と社会・環境の持続可能性の調和に焦点を当てた官民のリーダーたちの連合体である。

Rocheは、サプライチェーン、患者ケア経路、臨床試験にわたる排出量に対処するため、SMI医療システムタスクフォースにも参加したと表明している。昨年のCOP26で発足したこのタスクフォースは、個人、社会、そして地球の健康を改善する、ネット・ゼロの患者中心のヘルスケアシステムの提供を加速させることを目的としている。

【参照ページ】
(参考記事)Roche Commits to Science-Based Climate Goals

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