Energy Impact Partners、クライメート・テック・ファンドに約677億円を調達

Energy Impact Partners、クライメート・テック・ファンドに約677億円を調達

11月15日、グローバルベンチャーキャピタルであるEnergy Impact Partners(EIP)は、気候変動技術に特化したEIP Deep Decarbonization Frontier Fundのコミットメントが4億8500万ドル(約677億円)に達し、同ファンドの当初の目標である3億5000万ドル(約490億円)を大幅に超過したことを発表した。

今年初めに立ち上げられた本ファンドは、ネット・ゼロへの移行を加速させることを目的とした、初期段階の革新的な技術を対象としており、初期の技術検証を終えたものの、規模的にはまだ完全に成熟していない企業を中心に、極めて大きな財務的見通しを有している。

EIPは設立に際して、深層炭化における最も困難な問題を解決するために、前例のない革新の波が到来し、ゼロ炭素エネルギー、製品、商品に対する需要がこれらの新技術の市場導入を加速させ、勝者の商業的成果を促進するという基本原則に基づいて、本ファンドを構築すると発表した。

現在までに、本ファンドは、エネルギー貯蔵会社のフォームエナジー、ゼロエミッション窒素肥料会社のニトリシティー、炭素捕捉プロバイダーのカーボンアメリカ、ゼロカーボンセメント会社のサブライムシステムズなど12社に投資してきた。

【参照ページ】
(参考記事)Energy Impact Partners’ Frontier Fund Closes Oversubscribed at $485 Million

関連記事

“CSAのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-2-13

    IFRS財団、新ガイドを発表 気候関連情報の開示を支援

    1月30日、IFRS財団は「IFRS S2に基づく気候関連開示のためのIFRS S1適用ガイド」を…
  2. 2025-2-13

    米国関税措置に対応 日本企業向け相談窓口を開設

    2月2日、日本貿易振興機構(ジェトロ)と経済産業省は、米国の新たな関税措置に対応するため「米国関税…
  3. CSDDDの実践ガイド:ステップを進めるためのヒント集

    2025-2-12

    CSDDDの実践ガイド:ステップを進めるためのヒント集

    2024年7月25日、EUにおいてコーポレート・サステナビリティ・デューデリジェンス指令(CSDD…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る