コカ・コーラ、2030年までの再利用可能パッケージ25%目標を発表
- 2022/2/17
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- ESG, サーキュラー・エコノミー, リサイクル
コカ・コーラ社は、2030年までにグローバルに展開するブランドの全飲料の25%以上を、詰め替え可能なガラス瓶やプラスチック瓶、または従来のファウンテンやコカ・コーラフリースタイルディスペンサーによる詰め替え可能な容器での販売を目指し、新たな再利用可能パッケージの目標を発表した。
同社は、詰め替え可能な容器は回収率が高く、カーボンフットプリントの少ない飲料容器であるため、再利用可能なパッケージの使用を増やすことでサーキュラー・エコノミーを促進すると述べている。さらに、再利用可能なパッケージは、同社の消費者や顧客に価値をもたらし、同社の二酸化炭素排出量の削減にも貢献する。
現在、リターナブルガラス瓶と詰め替え用PETは20以上の市場でコカ・コーラ社の製品売上の50%以上を占め、さらに20の市場では25%以上を占めている。同社は、新たな目標を達成するために、特に詰め替え・返却可能なインフラが限られている市場において、多額の投資も必要になると述べている。
再利用可能なパッケージ使用の促進は、同社の「World Without Waste(廃棄物のない世界)」イニシアティブの目標である、2030年までにボトルや缶を1本販売するごとに1本回収するリサイクルにもつながる。本イニシアチブには、2025年までに同社のすべての消費者向けパッケージをリサイクル可能に、そして2030年までにパッケージへのリサイクル素材50%使用、という目標も含まれている。
【参照ページ】
(原文)The Coca-Cola Company Announces Industry-Leading Target for Reusable Packaging
(日本語訳)コカ・コーラ、2030年までの再利用可能パッケージ25%目標を発表