エネルギー企業Equinor、太陽電池開発会社BeGreenを買収

エネルギー企業Equinor、太陽電池開発会社BeGreenを買収

11月2日、ノルウェーのエネルギー企業であるEquinorは、同社の太陽光発電における能力とポートフォリオの強化を目的として、デンマークの太陽光発電開発会社BeGreenのを買収したと発表した。

現在、Bregentvedグループの一員であるBeGreenは、2019年以降、公的補助金を利用せずにデンマークでソーラーパークの開発・建設を行っている。現在までに、同社は700MW以上の太陽光発電容量を完全に開発・販売・納入しており、デンマーク、スウェーデン、ポーランドで6GW以上の初期から中期の成熟段階にあるプロジェクトパイプラインを確立し、平均プロジェクト規模は300MWに達している。

2021年、Equinorは再生可能エネルギー設備への大規模投資を含む移行戦略を発表し、2021年から2026年までの総投資額見込みは約230億ドル(約3.4兆円)となっている。今回の買収も同戦略に沿ったものである。

買収後、BeGreenはEquinorの完全子会社となり、現在のチームと経営陣は太陽光発電プロジェクトの開発を継続する。Equinorは、本プロジェクトのポートフォリオが、買収価格を含め、Equinorが想定する自然エネルギープロジェクトの実質ベースプロジェクト収益率4~8%の範囲内で実現することを期待している。

【参照ページ】
(原文)Equinor acquires leading Danish solar developer BeGreen – Equinor
(日本語訳)Equinor がデンマークの大手ソーラー デベロッパー BeGreen を買収

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-9-5

    パナソニック、EV普及時代に向けたエネルギーマネジメント実証実験を開始

    8月22日、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社(以下「パナソニック」)は、大阪ガスマーケ…
  2. 2024-9-5

    SBTi、建築セクター向けに1.5℃シナリオに整合する脱炭素化フレームワークを発表

    8月28日、SBTi(Science Based Targets initiative)は、建築セ…
  3. 2024-9-2

    企業が持続可能性を推進するためのデータとAIの役割が浮き彫りに

    8月28日、キャップジェミニ・リサーチ・インスティテュートが発表した最新レポート「Data-Pow…
ページ上部へ戻る