Triodos、2030年までにローンブックと投資における排出量を32%削減することをコミットメント

Triodos、2030年までにローンブックと投資における排出量を32%削減することをコミットメント

10月24日、サステナビリティを重視するTriodos Bankは、2030 年までに融資とファンド投資のポートフォリオ全体で、温室効果ガス(GHG)の純排出量を 32%削減する新たな中間目標を発表した。

本発表は、2035年までにネット・ゼロを達成するというTriodosの目標に沿うものである。

Triodosの新しい目標は、ネット・ゼロ・バンキング同盟(NZBA)のメンバーとしての公約の一部を成すもので、これは、融資活動を通じて世界のネット・ゼロ目標を推進することを目的とした、国連の招集による銀行の連合体である。

同アライアンスの署名機関は、NBZAに中間目標を開示し、銀行の投資ポートフォリオにおける進捗状況を同アライアンスに報告することで、融資および投資ポートフォリオから運用および起因するGHG排出量の移行を約束する。

Triodosは、2021年4月のNZBA設立時に、最初に加盟した銀行の一つである。また、同社は2035年までに融資と投資のポートフォリオを100%カバーするネット・ゼロを目指すという野望を掲げている。

Triodosは、純絶対排出量は2025年まで「比較的安定して」おり、それ以降は、ポートフォリオの炭素強度を低下させる削減努力と、残りの排出量を中和するための隔離投資の結果、減少に転じると予想している。

【参照ページ】
(原文)As One To Zero
(日本語訳)Triodos、2030年までにローンブックと投資における排出量を32%削減することをコミットメント

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る