9月13日、サステナビリティに特化したベンチャーキャピタルファンド Energy Impact Partners(EIP)は、北米以外で初めて、ネット・ゼロ移行を加速する気候技術企業に投資する欧州ファンドを立ち上げると発表した。
本ファンドは、欧州全域で成長投資とベンチャー投資を行い、エネルギー転換の分野で、製品、市場、顧客が確立された企業を求めている。
EIPによると、本ファンドは、起業家と提携し、資本と商業的支援で成長を支援する一方、欧州企業には北米での市場拡大や撤退の機会を提供できるような仕組みになっているという。
調達先としては、マイクロソフトのClimate Innovation Fund、アブダビ投資庁(ADIA)、EDF Pulse Ventures、Shell Venturesなど、幅広い機関投資家、インパクト・インベスター、企業から3億9000万ユーロ(約560億円)を集めてスタートする。
【参照ページ】
(原文)Energy Impact Partners launches in Europe with EUR 390 million to accelerate the push towards net zero
(日本語訳)Energy Impact Partners、欧州気候技術基金に3億9,000万ユーロを調達