Energy Impact Partners、欧州気候技術基金に約560億円を調達

9月13日、サステナビリティに特化したベンチャーキャピタルファンド Energy Impact Partners(EIP)は、北米以外で初めて、ネット・ゼロ移行を加速する気候技術企業に投資する欧州ファンドを立ち上げると発表した。

本ファンドは、欧州全域で成長投資とベンチャー投資を行い、エネルギー転換の分野で、製品、市場、顧客が確立された企業を求めている。

EIPによると、本ファンドは、起業家と提携し、資本と商業的支援で成長を支援する一方、欧州企業には北米での市場拡大や撤退の機会を提供できるような仕組みになっているという。

調達先としては、マイクロソフトのClimate Innovation Fund、アブダビ投資庁(ADIA)、EDF Pulse Ventures、Shell Venturesなど、幅広い機関投資家、インパクト・インベスター、企業から3億9000万ユーロ(約560億円)を集めてスタートする。

【参照ページ】
(原文)Energy Impact Partners launches in Europe with EUR 390 million to accelerate the push towards net zero
(日本語訳)Energy Impact Partners、欧州気候技術基金に3億9,000万ユーロを調達

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る