Volvo・Rio Tinto、低炭素材料と脱炭素に特化したパートナーシップを発表

9月13日、世界的な鉱山・金属会社であるRio Tintoと、トラック・バス・建設機械会社であるVolvoは、低炭素材料と持続可能性に焦点を当てたソリューションの提供を通じて、両社の気候変動に関する目標を推進することを目的とした新たなパートナーシップを締結したことを発表した。

本パートナーシップの下、Rio Tintoは、責任を持って調達された低炭素製品をVolvoに供給し、リチウム、低炭素アルミニウム、銅、メタリック.ソリューションなどの原材料の安定供給を確保する。また、Rio Tintoは、Volvoの持続可能な自律走行型運搬ソリューションの試験運用を行う予定である。

Rio Tintoは、本合意により、同社の事業とサプライチェーンにおける持続可能性のコミットメントを進展させることができると述べている。同社は、2025年までに15%、2030年までに50%の温室効果ガス排出量を削減し、2050年までにネット・ゼロを達成するという気候目標を掲げている。

Volvoは、2040年までにバリューチェーンをネット・ゼロにする目標を発表しており、最近、化石燃料を使わない鋼材を使用した建設機械を世界で初めて納入したメーカーでもある。

【参照ページ】
(原文)Rio Tinto and Volvo Group partner for low-carbon materials supply and pilot sustainable autonomous hauling solutions
(日本語訳)Volvo・Rio Tinto、低炭素材料と脱炭素に特化したパートナーシップを発表

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る