8月9日、FedExの印刷・梱包・配送サービス子会社であるFedEx Officeは、ドア・ツー・ドアの時間指定地方発送ネットワークであるFedEx SameDay Cityにおいてフォードの電気自動車を試験的に導入することを発表した。
本発表は、親会社であるFedExのサステナビリティに関する目標に沿い、2040年までに集配車両をすべてテールパイプ排出ゼロの車両に移行するというFedEx Officeの目標の一環をなすものだ。FedExは昨年、2040年までにカーボンニュートラルな事業運営を実現することを約束するとともに、2040年までに小包集配車両をゼロエミッションの電気自動車に切り替えるという目標を掲げ、2025年までに50%、2030年までに100%の電気自動車購入を中間目標としている。
この試験運用は、Ford Proと共同で実施されます。Ford Proは、商業顧客の生産性を高めるためのソリューションを提供する自動車メーカーの新しいグローバルビジネスだ。
FedEx Officeは、米国内の9つの市場で10台のフォードE-Transit電動貨物バンを試験的に導入し、道路や天候の異なる条件下で車両の性能を評価する予定。 FedExでは、各バンの拠点にこの車両専用の充電ステーションを設置しており、宅配ルートにおけるニーズの変化に応じて、各市場に遠隔充電ステーションを追加していく予定だ。
【参照ページ】
(原文)FedEx Office Pilots Ford E-Transit Vans for FedEx SameDay® City Service
(日本語訳)フェデックス オフィスがFedEx SameDay®シティサービス向けにフォードEトランジットバンを試験的に導入