7月18日、英国に本拠を置く投資会社abrdnは、同社の旗艦ファンドであるアジア太平洋株式ファンドを含む 3 本の SICAVファンドを、サステナブルファイナンス情報開示規則の第 8 条(環境または社会の特性を促進する商品)に分類されるサステナブル投資商品に移行することを発表した。
同社の運用資産額20億ドル(約2,700億円)の「アジア太平洋株式ファンド」は、「アジア太平洋サステナブル株式ファンド」に名称を変更する。さらに、「北米小型株ファンド」と「グローバル・イノベーション株式ファンド」も8月に転換する予定だ。今年初め、abrdnは24のSICAV株式・債券ファンドをSFDRに基づくArticle 8に変換した。
abrdnによると、ファンドの移行は、当社のサステナブルな投資プロセスを強化するものである。更新されたフレームワークには、スクリーニング・プロセスの拡大、ESG評価の低い企業の投資対象からの除外、各ファンドの低炭素化および特定のESG目標の設定が含まれている。
【参照ページ】
(原文)3 SICAV funds to convert to Article 8 as part of phase two of abrdn’s sustainable product expansion
(日本語訳)abrdn、アジアの旗艦ファンドを持続可能な投資商品へ移行