7月8日、世界的な資産運用会社であるLombard Odier Investment Managers(LOIM)は、持続可能な食糧システムの変革機会をターゲットとする「新食糧システム」戦略を発表した。
本戦略は、温室効果ガス(GHG)排出の24%、森林劣化の90%、生物多様性損失の25%を占める、地球環境への影響の最も大きな要因の1つである農業、林業、その他の土地利用システム(AFOLU)に焦点を当てる。
LOIMは、2030年までに10億ヘクタールの土地を自然に還す必要があり、現在、全可住地の50%を占める農地は20%縮小する必要があると見積もっている。
本ファンドが対象とする主なサブテーマは、生物学的および合成の投入物、持続可能な養殖製品、グリーン肥料を生産する企業を含む持続可能な食品生産、電化農具、新しい形の食品包装やソリューションなどの実現可能なソリューション、消費者向け企業、製造、小売、食品提供などの持続可能な食品消費である。
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(参考記事)LOIM Targets Sustainable Food Transformation Opportunities With New Investment Strategy