GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ESRS開示サービスの利用を開始した。

このサービスは、GRIスタンダードを利用してESG報告を行う利用者に対して、既存の報告について詳細なフィードバックを与えることで、その報告がESRS(欧州サステナビリティ報告基準)にどのように整合しているかを知らせるサービスである。ESRSは、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)にて示されている開示基準。

同サービスは最新のESRS-GRIデータ・ポイント・マッピングとGRI-ESRS相互運用性インデンクスに基づき、GRI-ESRS開示の連結に関する包括的な概要を提供するとともに、既存のデータ・ポイントの使用方法や適応方法に関する実践的なフィードバックを提供する。また、利用者には、ESRSの必須構成に沿った報告書への再構築のための提案も提供される。

【参照ページ】
(原文)GRI-ESRS Linkage Service
(日本語参考訳)GRI-ESRS 連携サービス

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る