HSBC、ESGにフォーカスした中小型成長株ファンドを再ローンチ

7月6日、HSBCアセット・マネジメントは、「HSBCオポチュニティ・ファンド」を「HSBC RadiantESG US Smaller Companies Fund」として再ローンチし、中小型株中心の成長株ファンドにESG戦略を追加することを発表した。

改訂後のファンドは、女性が経営するESGに特化した独立系資産運用会社RadiantESG Global Investorsがサブアドバイザーを務める。HSBCは昨年、RadiantESGへの少数出資を発表している。

同ファンドは、米国の中小型企業に投資し、長期的な資本成長を目指すという投資目的を維持する予定だ。RadiantESGは、独自のモデルを用いて企業の主要な基本的特性とESG基準の影響を評価し、魅力的なファンダメンタルズとESGプロファイルを持つ企業を特定し投資することを目指す。また、データプラットフォームであるESGモザイクを活用し、ESGリーダー、ESGエボルバー、国連のSDGsに沿った「インパクト」企業の投資機会を獲得していく。

【参照ページ】
(参考記事)HSBC Asset Management Re-Launches US Smaller Companies Fund With RadiantESG

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025-7-11

    ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025年7月に公表されたSASBスタンダードの改訂案は、IFRS S2の産業別ガイダンスと連動す…
  2. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  3. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る