マッキンゼー、脱炭素化技術の拡大支援プラットフォームを開始

マッキンゼー、脱炭素化技術の拡大支援プラットフォームを開始

4月8日、マッキンゼー・アンド・カンパニーは、「McKinsey Platform for Climate Technologies(MPCT)」の立ち上げを発表した。新しいプラットフォームは、炭素集約型の製品・サービス・システムを変革する重要なテクノロジーの計画・実行・導入拡大に焦点を当て、クライアントを支援する。

MPCTが焦点を当てる10種類の主要な産業用脱炭素化技術には、水素、バッテリーとエネルギー貯蔵、サステナブル燃料、炭素の回収・使用・貯蔵、炭素の除去、自然資本と自然、グリーンビルディング、再生可能エネルギー、循環技術、代替タンパク質とサステナブル農業が含まれている。

MPCTは、マッキンゼーが昨年立ち上げたイニシアチブ「マッキンゼー・サステナビリティ」の一部となり、2050年までのネットゼロ達成・2030年までの炭素排出量半減を目標に、あらゆる業界のクライアントの変革を支援する。

【参照ページ】
(原文)McKinsey launches new climate technology effort to accelerate decarbonization
(日本語訳)マッキンゼー、脱炭素社会の実現に向けた新たな気候変動技術への取り組みを開始

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る