マッキンゼー、脱炭素化技術の拡大支援プラットフォームを開始

マッキンゼー、脱炭素化技術の拡大支援プラットフォームを開始

4月8日、マッキンゼー・アンド・カンパニーは、「McKinsey Platform for Climate Technologies(MPCT)」の立ち上げを発表した。新しいプラットフォームは、炭素集約型の製品・サービス・システムを変革する重要なテクノロジーの計画・実行・導入拡大に焦点を当て、クライアントを支援する。

MPCTが焦点を当てる10種類の主要な産業用脱炭素化技術には、水素、バッテリーとエネルギー貯蔵、サステナブル燃料、炭素の回収・使用・貯蔵、炭素の除去、自然資本と自然、グリーンビルディング、再生可能エネルギー、循環技術、代替タンパク質とサステナブル農業が含まれている。

MPCTは、マッキンゼーが昨年立ち上げたイニシアチブ「マッキンゼー・サステナビリティ」の一部となり、2050年までのネットゼロ達成・2030年までの炭素排出量半減を目標に、あらゆる業界のクライアントの変革を支援する。

【参照ページ】
(原文)McKinsey launches new climate technology effort to accelerate decarbonization
(日本語訳)マッキンゼー、脱炭素社会の実現に向けた新たな気候変動技術への取り組みを開始

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-12

    BCG支援のVC、Bキャピタル、気候変動プラットフォームのリードへ向け新たな幹部を発表

    4月8日、マルチステージのベンチャー投資会社であるBキャピタルは、気候変動投資プラットフォームの拡…
  2. 日本、IFRSベースのサステナビリティ報告基準案を公表

    2024-4-11

    SSBJ(サステナビリティ基準委員会)、IFRSベースのサステナビリティ報告基準案を公表

    4月3日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)は、IFRS財団の国際サステナビリティ基準委員会(…
  3. 2024-4-11

    ブラックロック、ESG政策を理由に1.3兆円の資産売却を決定したテキサス州を「無謀」とし、再考を促す

    3月21日、ブラックロックは、テキサス州教育委員会がエネルギー企業への「ボイコット」とESG投資慣…

アーカイブ

ページ上部へ戻る