英国規制当局、投資家向けのグリーンウォッシュに反するサステナビリティ情報開示・表示規則を延期

3月29日、英国の金融サービス企業および金融市場の監督機関である金融行動監視機構(FCA)は、資産運用会社に対するサステナビリティの開示要求および投資商品に対するESGラベリング規則の導入を延期することを発表した。

FCAによれば、この延期により、約240通の書面による回答を得た新規則に関するコンサルテーションに対する大きな反響を考慮することができるようになる。

FCAはフィードバックを受け、タイムラインの更新に加え、ラベルの基準の一部を洗練させたり、商品や戦略がラベルの資格を得る方法を明確にしたりするなど、新しい方針におけるアプローチも検討している。

【参照ページ】
(原文)FCA updates on its Sustainability Disclosure Requirements (SDR) and investment labels consultation
(日本語訳)英国規制当局、投資家向けのグリーンウォッシュに反するサステナビリティ情報開示・表示規則を延期

関連記事

サスティナビリティ情報開示の潮流へのリンク

ピックアップ記事

  1. SBTi、気候目標の基準設定と検証部門を分離し、信頼性を高める

    2023-9-20

    SBTi、気候目標の基準設定と検証部門を分離し、信頼性を高める

    9月13日、企業の環境サステナビリティ行動を気候変動の抑制という世界的目標に合致させることに焦点を…
  2. EU委員会、すべての金融商品にサステナビリティに関する開示を義務付けることを検討

    2023-9-20

    EU委員会、すべての金融商品にサステナビリティに関する開示を義務付けることを検討

    9月14日、EU委員会は、持続可能な金融情報開示に関するコンサルテーションを開始すると発表した。 …
  3. マース、2030年までにバリューチェーン全体で排出量半減を約束

    2023-9-19

    マース、2030年までにバリューチェーン全体で排出量半減を約束

    9月14日、スナック菓子、食品、ペットケア製品を提供するマースは、2030年までにバリューチェーン…

アーカイブ

ページ上部へ戻る