石油ガス会社PETRONAS、クリーンエネルギー会社設立。30GW以上の再エネ容量を目指す

PETRONASがクリーンエネルギー会社を設立、30GW以上の再生可能エネルギー容量を目指す

6月16日、マレーシアの総合石油ガス会社PETRONAS (ペトロナス)は、再生可能エネルギー、水素、グリーンモビリティの一連のソリューションを提供し、エネルギー転換の機会を捉えるためのクリーンエネルギーソリューションの新会社、Gentari(ジェンタリ)の設立を発表した。

ペトロナスは、新会社の2030年のサステナビリティに関する野望について、風力発電やバッテリーストレージの機会を追加した3~4千万kWの太陽光発電容量の建設、年間最大120万トンの水素供給、アジア太平洋地域の主要市場で10%のEVエコシステムの市場シェア獲得などを説明した。

新会社は、インドとマレーシアで1GWp以上の太陽光発電容量を持つクリーンエネルギー資産とプロジェクト、マレーシアやその他の市場で開発中のクリーン水素プロジェクトのパイプライン、Vehicle-as-a-Serviceモデルによる220台以上のEVでスタートを切った。

【参考ページ】
(原文)PETRONAS Supplies Global Clean Energy Demand with Independent Entity GENTARI
(日本語訳)ペトロナス、独立事業体「GENTARI」で世界のクリーンエネルギー需要をまかなう

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る