True Green Capital Management、再生可能エネルギー・インフラファンドのために約878億円を調達

6月6日、再生可能エネルギーインフラに特化したプライベートエクイティファンドマネージャーのTrue Green Capital Management(TGC)は、トゥルーグリーン・キャピタル・ファンドIVの最終クローズを行い、目標額の5億ドル(約665億円)を上回る6億6,000万ドル(約878億円)の資金コミットメントを獲得したことを発表した。

TGCは、米国の分散型・商業用・産業用(C&I)太陽光発電プロジェクト、バッテリー、マイクログリッドに投資しており、英国やEUにも重点を置きつつある。同社の既存の投資ポートフォリオには、商業用および準事業用規模の太陽光発電所があり、2011年以降、合計12億ドル(約1,596億円)以上の資金を投入し、14州において約520MWのポートフォリオを構築している。

TGCは2017年に前身ファンドを約3億5,200万ドル(約468億円)でクローズし、現在は全額を投資している。新ファンドは、機関投資家に対して、米国および欧州の太陽光発電市場の中で最も複雑だが収益性の高い可能性のあるセグメントの1つであるC&I太陽光発電市場への参加能力を提供する。

ファンドIVのリミテッドパートナーには、米国の公的年金や企業年金、オランダの年金、米国と英国の保険会社、寄付金、財団、グローバルアセットマネージャー、ウェルスマネージャー、ファンドオブファンズ、ファミリーオフィスなどが含まれる。

【参照ページ】
(原文)True Green Capital Management Closes Fourth Fund at over $650 Million Exceeding its $500 Million Target
(日本語訳)True Green Capital Management、再生可能エネルギー・インフラファンドのために6億5千万ドル以上を調達

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-10-7

    イベントレポート 『主要評価5機関の効果的な対応方法』

    【ESG Journal Cafe イベントレポート】第二回イベント『主要評価5機関の効果的な対応…
  2. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-3

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…
  3. 2024-9-30

    MSCI、新たなカーボンニュートラルランキングを発表

    アメリカの金融サービス企業であるMSCIは、新たに「カーボンニュートラルランキング」を導入し、企業…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る