KKR、アジアで再生可能エネルギー投資プラットフォームを立ち上げ

 

4月27日、KKRはアジアに特化した新しい再生可能エネルギー投資プラットフォームであるAster Renewable Energyの立ち上げを発表した。Asterは、台湾とベトナムにおける太陽光、風力、エネルギー貯蔵プロジェクトの開発、建設、運営に注力し、将来的にはアジアの他の市場への拡大も視野に入れる予定である。

今回の設立は、KKRにとって、エネルギー転換に焦点を当てた一連の動きの中で最新のものとなる。12月には、長期間の高利回り太陽光発電投資の組成を目的とした新しいプラットフォーム、ステラ・リニューアブル・パワーを立ち上げ、2020年には、インドで再生可能資産の買収、所有、運営を目的としたプラットフォームであるヴィレセント・インフラストラクチャーを立ち上げた。過去10年間、KKRは全世界で約40億ドル(約5,200億円)を再生可能エネルギー関連の資産に投下しており、その運用発電容量は14.2GWに達している。

【参照ページ】
(原文)KKR LAUNCHES RENEWABLES PLATFORM ASTER RENEWABLE ENERGY IN ASIA
(日本語訳)KKR、アジアで再生可能エネルギー投資プラットフォームを立ち上げ

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る