BMW、グリーンアルミホイールを採用し、サプライチェーンにおける年間排出量を50万トン削減

BMW、グリーンアルミホイール採用で、サプライチェーンにおける年間排出量を50万トン削減

4月8日、自動車メーカーのBMWグループは、2024年からBMWとMINIブランドで、100%グリーン電力で生産されたアルミ鋳造ホイールの使用を発表した。この移行により、年間最大50万トンのCO2を削減する。

MINIブランドでは、2023年に新世代の『MINIカントリーマン』で、二次アルミニウムを70%使用した軽合金製キャストホイールの使用を開始する。同社によると、生産に100%グリーン電力を使用し、二次原料の含有率を70%にすることで、従来の製造工程と比較してCO2排出量を最大80%削減できる。

【参照ページ】
(原文)100-percent green power: BMW Group to use sustainably produced aluminium wheels from 2024
(日本語訳)BMW、グリーンアルミホイール採用で、サプライチェーンにおける年間排出量を50万トン削減

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る