8月11日、エネルギー世界大手英BPのオーストラリア法人は、再生可能エネルギーを利用したグリーン水素およびグリーンアンモニアの製造が、オーストラリアにおいて技術的に実現可能であることを確認したと発表した。
開発には、港湾、水道、電力網、配電など、多額のインフラ投資が必要となる。
西オーストラリア州は、広大な太陽光・風力資源、既存のインフラ、大規模かつ長期的な市場に近接しているため、大規模な再生可能エネルギー資産を開発するのに理想的な場所であり、国内および輸出市場向けにグリーン水素やグリーンアンモニアを生産することが可能であるというbp社の確信を裏付ける調査結果となったと報告した。
bp社は、今後も主要なステークホルダーと協力して、西オーストラリア州における統合的なグリーン水素プロジェクトの計画を策定し、開発を成功させるために必要な技術的・インフラ的ソリューション、顧客需要、ビジネスモデルを定義していく予定だ。
【参照ページ】
(原文)bp study confirms feasibility of large-scale production of green hydrogen and green ammonia using renewable energy in Australia
(日本語訳)bp社、グリーン水素およびグリーンアンモニアの大規模生産の実現性を確認