bp社、グリーン水素およびグリーンアンモニアの大規模生産の実現性を確認

bp社、グリーン水素およびグリーンアンモニアの大規模生産の実現性を確認

8月11日、エネルギー世界大手英BPのオーストラリア法人は、再生可能エネルギーを利用したグリーン水素およびグリーンアンモニアの製造が、オーストラリアにおいて技術的に実現可能であることを確認したと発表した。
開発には、港湾、水道、電力網、配電など、多額のインフラ投資が必要となる。

西オーストラリア州は、広大な太陽光・風力資源、既存のインフラ、大規模かつ長期的な市場に近接しているため、大規模な再生可能エネルギー資産を開発するのに理想的な場所であり、国内および輸出市場向けにグリーン水素やグリーンアンモニアを生産することが可能であるというbp社の確信を裏付ける調査結果となったと報告した。

bp社は、今後も主要なステークホルダーと協力して、西オーストラリア州における統合的なグリーン水素プロジェクトの計画を策定し、開発を成功させるために必要な技術的・インフラ的ソリューション、顧客需要、ビジネスモデルを定義していく予定だ。

【参照ページ】
(原文)bp study confirms feasibility of large-scale production of green hydrogen and green ‎ammonia using renewable energy in Australia
(日本語訳)bp社、グリーン水素およびグリーンアンモニアの大規模生産の実現性を確認

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025-7-11

    ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025年7月に公表されたSASBスタンダードの改訂案は、IFRS S2の産業別ガイダンスと連動す…
  2. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  3. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る