PRIとEurosif、EUにCSRDでの気候変動対策計画の開示義務化を要請

投資家グループ、EUに気候変動対策計画の開示義務化を要請

4月11日、責任投資原則(PRI)と欧州持続可能投資フォーラム(Eurosif)は、EUに対し、次期『企業サステナビリティ報告指令(CSRD)』でのネット・ゼロ計画に関する情報開示の義務付けを要請した。

現在策定中のCSRDは、EUにおける非財務情報の開示フレームワークである、現行の『非財務情報開示指令(NFRD)』を大幅に更新する。新規則では、サステナビリティの開示を求められる企業数を現在の約12,000社から50,000社以上に大幅に拡大し、より詳細な報告要件を導入し、報告された情報について監査による保証を義務付ける。

【参照ページ】
(原文)Joint sustainable investment industry letter on CSRD
(日本語訳)投資家グループ、EUに気候変動対策計画の開示義務化を要請

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