PRIとEurosif、EUにCSRDでの気候変動対策計画の開示義務化を要請

投資家グループ、EUに気候変動対策計画の開示義務化を要請

4月11日、責任投資原則(PRI)と欧州持続可能投資フォーラム(Eurosif)は、EUに対し、次期『企業サステナビリティ報告指令(CSRD)』でのネット・ゼロ計画に関する情報開示の義務付けを要請した。

現在策定中のCSRDは、EUにおける非財務情報の開示フレームワークである、現行の『非財務情報開示指令(NFRD)』を大幅に更新する。新規則では、サステナビリティの開示を求められる企業数を現在の約12,000社から50,000社以上に大幅に拡大し、より詳細な報告要件を導入し、報告された情報について監査による保証を義務付ける。

【参照ページ】
(原文)Joint sustainable investment industry letter on CSRD
(日本語訳)投資家グループ、EUに気候変動対策計画の開示義務化を要請

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-22

    経済産業省、企業の競争力強化を目指す「ダイバーシティ経営レポート」を発表

    4月7日、経済産業省は「多様性を競争力につなげる企業経営研究会」の議論を基に、企業価値向上につなが…
  2. 2025-4-21

    中国財政部、6億元規模の人民元建てグリーンボンドをロンドン証券取引所に上場

    4月3日、中国財政部(MOF)は、人民元建てグリーンボンド6億元分(満期3年および5年、約118億…
  3. 2025-4-18

    IFRS財団とTNFD、自然関連財務情報開示で正式に協働へ

    4月9日、IFRS財団と自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)は、自然資本に関する情報開示…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る